ケーキ作りやパンケーキを食べる時などには生クリームが必要だと思いますが、
自分で生クリームを泡立てていたらボソボソになってしまった
なんて経験をしたことがあるという人がいるのではないでしょうか？
ボソボソした生クリームは見た目も悪いし、美味しそうに見えませんよね？
「ボソボソの生クリームなんて使えない」なんて諦めてしまう人も多い
と思いますが、それで捨ててしまっては勿体ないです。
生クリームがボソボソになってしまうのにはいくつか原因があるので
紹介していきますね。
またボソボソになってしまった生クリームの戻し方も知っておき、
生クリームを無駄にしないようにしましょう。
生クリームがボソボソになってしまう原因とは？
普通に泡立てていただけなのに生クリームがボソボソになってしまった人が
多いと思いますが、それにはしっかり原因があります。
あらかじめその原因を知っておけば、綺麗な美味しい生クリームを
誰にでも作ることが出来ます。
【原因】
・泡立てる時の温度が高かった
・泡立て過ぎた
泡立てる時の温度が高かった
生クリームは泡立てる時の温度管理がすごく重要です。
生クリームのパッケージの裏にも氷水に当てながらと書いてありますが、
氷水を当てながら泡立てると上手に泡立てることが出来ます。
また温度が高いと上手く泡立てることが出来ないだけじゃなく
ボソボソになってしまうので、しっかり温度管理をしながら
泡立てることがポイントになります。
そのためには、生クリームを入れたボウルの下に
別のボウルに入れた氷水を当てて冷やしながら泡立てると
きれいで美味しい生クリームが作りやすいので、ぜひ試してみてください。
泡立て過ぎた
私も泡立て過ぎて1度ボソボソにしてしまった経験があるのですが、
生クリームは泡立て過ぎるとボソボソになってしまうので要注意です！
生クリームを泡立てるのってみんな頑張ってしまうと思いますが、
生クリームを持ち上げて角が経つくらいが調度いいかたさの目安になるので、
泡立てている途中で生クリームを持ち上げて確認しながら
泡立てるようにしてみてください。
確認しながら泡立てることで失敗を防ぐことが出来るので、
生クリームがもったりしてきたら、確認してみてください。
生クリームがボソボソになってしまったのを直す方法
ボソボソになった生クリームを捨てて新しい生クリームを泡立てることは簡単ですが、
せっかく泡立てた生クリームを捨ててしまうのは非常に勿体ないので、
捨てないで元の状態に戻し、使ってほしいと思います。
と言っても多くの人がボソボソの生クリームをなめらかに戻す方法を知らない
と思うので、なめらかな生クリームにする方法を紹介しますね。
捨てるのは少し待ってください！
・生クリームを使う
・牛乳を使う
・ヨーグルトを使う
生クリームを使う
生クリームには乳脂肪分が含まれているので、ボソボソになった
生クリームをなめらかに戻すことが出来ます。
また泡立てたのも生クリーム使うのも生クリームと同じなので、
味を変えることなくなめらかな生クリームにすることが出来るのでオススメです！
牛乳を使う
生クリームと同様に、牛乳にも乳脂肪分が含まれているので、
ボソボソになった生クリームに加えることで、
なめらかな生クリームに戻すことが出来ます。
また生クリームは基本的に使う分しか購入していない人が多いと思うので、
生クリームを使うとなるとまた買いに行かなくてはいけないかもしれませんが、
牛乳であればほとんどのお宅が常備していると思うので、
すぐに対処することが出来ると思います。
ヨーグルトを使う
知らない人も多いかもしれませんが、ヨーグルトには
脂肪をまとめてくれる働きがあります。
そのためボソボソになった生クリームに入れて混ぜることで、
ツヤのあるなめらかな生クリームに戻すことが出来ます。
これらを加えることでボソボソになってしまった生クリームを
なめらかに戻すことが出来ます。
もし失敗してしまった時はぜひ試してみてほしいと思います。
ほとんどはこれらを加えればなめらかな生クリームに戻すことが出来ますが、
稀に戻らない場合があるので、そのような場合はきっぱり諦めるしかありません。
なめらかな生クリームに戻す時にも氷水をしっかり当てながら
行うように注意してください。
またこれらを加える時どれくらい加えればいいのかというと、
200mlの生クリームに対して大さじ1を加えるのが目安になるので、
入れすぎないように注意してください。
また混ぜると言うと泡だて器やハンドミキサーを使おうと
考える人が多いと思いますが、これらではなくヘラを使って
ゆっくり全体に混ざるように混ぜていきましょう。
美味しい生クリームを作るコツ！
「出来れば失敗なしで美味しい生クリームを作りたい」
と思うのは当たり前のことです！
なので、失敗しないで美味しい生クリームを作るコツを紹介します。
使う道具は清潔にしておく
まずは、生クリームを泡立てるためには、ボウル、泡だて器
またはハンドミキサーなどを使って泡立てますが、
美味しくてなめらかな生クリームを作りたい人は、
それらの道具をあらかじめ全て清潔にしておくことが大切です。
そして水分だけではなく、油分などが残っていると
美味しい生クリームを作ることが難しくなってしまうので、
綺麗に拭きとっておいてください。
少しでも水分や油分が残っていると、いくら頑張っても
上手く泡立たないので、しっかり汚れを落としたものを
使うようにすると美味しい生クリームを作ることが出来ます。
氷水を使って温度調節をする
生クリームは暖かい状態だと上手く泡立ちませんが、
氷水を当てながら泡立てると泡立てやすくキレイな生クリームを
作ることが出来ます。
氷水に当てながら泡立てると泡立てやすいのはもちろんですが、
使う直前まで生クリームを冷蔵庫に入れておくということも大切なので、
使う前に出しておかないというのも1つのポイントになります。
適度に確認しながら泡立てる
何も考えずに泡立てている人はいないと思いますが、
少しでもボソボソを防ぐためには、生クリームがもったりしてきたら
確認しながら泡立てるのもコツの1つです！
ケーキのデコレーションなどに使う生クリームの固さは、
8分立てくらいがちょうどいいです。
でもいきなり8分立てと言われてもどれくらいなのかわからない
という人が多いと思いますが、生クリームを持ち上げた時に、
軽く角が立つくらいが8分立てなので、適度に確認しながら
泡立てると失敗しづらいです。
もう少ししっかり生クリームをケーキに使いたいという人は、
ピンッと角が立つくらい泡立てるとデコレーションをする時などにも
扱いやすいので、そのあたりはお好みで調節してみてください。
まとめ
ケーキを作る時だけじゃなく、パンケーキを食べる時など
色々な場面で生クリームを泡立てる機会があると思います。
生クリームを何度も作ったことがある人であれば、
1度は失敗してボソボソの生クリームにしてしまったことがあると思いますが、
その失敗してしまった生クリームを捨てるのは勿体ないと思いませんか？
今まで捨てていたという人は、これからは捨てないで復活させて使ってください！
せっかく泡立てるなら失敗しないで、原因やコツをしっかり理解して、
美味しい生クリームを作りましょう。
これらをあらかじめ知っておけば、美味しい生クリームを作ることが出来るので、
これから生クリームを泡立てる時はぜひ参考にしながら泡立ててみてくださいね。
