スーパーに行くと生姜は常に売られていますが、旬の時期や新生姜が
いつスーパーに並ぶのか知っていますか?
また生姜と新生姜でも違いがあるので、その違いや
新生姜がスーパーに並ぶ時期、その他にも生姜の甘酢漬けの効果
についても紹介していきたいと思います。
新生姜と生姜の違いについて
新生姜とは収穫したての生姜のことを言い、色も白いです。
みずみずしく、柔らかくて、辛味が少ないのが新生姜の特徴です。
もちろん色々な料理に使えますが、みずみずしくて柔らかいので、
甘酢漬けなどに向いています。
逆に生姜は、収穫した新生姜を壺で寝かせたものを言い
根生姜と言われています。
そして色は皆さんがよく目にしている茶色に変わっています。
壺の中で寝かせることで、味だけではなく香りや、
辛味のバランスをよくしているようです。
ちなみにスーパーでよく目にする生姜はこの根生姜で、
肉や魚などの臭みを抑えるなどに使われていることが多いです。
新生姜がスーパーに並ぶ時期
そのスーパーによって少し異なるかと思いますが、
新生姜はだいたい6~8月の夏の時期に並んでいることがほとんどです。
そのため生姜の旬は夏だと勘違いされている方が多いと思いますが、
実は生姜の旬の時期は11月頃なんです。
春先に種を植えて、11月に収穫されるのが一般的です。
では、「どうして夏の時期にスーパーに並ぶの?」
と疑問に思う人もいると思いますが、その新生姜はハウス栽培されている生姜
であったり、早採りされた生姜です。
夏にスーパーに並んでいますが、秋くらいになると新生姜を見かけなくなるので、
新生姜を使いたいという人は、6~8月にスーパーで探してみては
いかがでしょうか?
新生姜の甘酢漬けは美味しくて効果が期待できる!
新生姜の甘酢漬けって美味しいですよね?
ただ好きという理由で食べている人もいると思いますが、
甘酢漬けにはある効果があることを知っていますか?
実は甘酢漬けで夏バテ対策をすることが出来るだけじゃなく
健康面に対しても多くの効果が期待できます。
生姜は体を温める効果や食欲促進にも効果があり、夏の暑さに負けて
食欲がなくなった時に食べるようにすると、夏バテ対策が期待できます。
よく夏バテしてしまう人は夏前から食べるようにしてみるといいですね。
また甘酢漬けにはお酢を使うので、お酢に含まれているクエン酸や
必須アミノ酸で疲労回復効果、冷え性改善、殺菌作用、
カルシウムの吸収をサポート、美肌の効果も期待できます。
健康面や美容に気を使っている人にはオススメの食べ物です。
新生姜の甘酢漬けの作り方
新生姜の効果が分かって「食べたい」という人も多いと思うので、
甘酢漬けの作り方も紹介しておきますね。
作り方もすごく簡単なので、誰でも失敗せずに作ることが出来ると思います。
ぜひ作ってみてください。
~材料~
新生姜→400g
お酢→200㏄
砂糖→50g
塩→小さじ1
☆作り方
1、鍋にお酢、砂糖、塩を全て入れてから火にかけます。
砂糖と塩が溶けるまでしっかり混ぜて、溶けたらすぐに
火を消して冷ましておきます。
2、新生姜はスプーンなどを使い皮を軽く削ります。
※皮には栄養素がたくさん入っているので、
削りすぎないように注意しましょう。
3、皮を削った新生姜を薄くスライスし、ボウルに入れ、
塩をまぶして5分くらい放置します。
5分たったら、水気を絞っておきます。
4、鍋に多めのお湯を沸かし、新生姜を入れ2分くらい茹でます。
5、茹であがったらザルにあけて冷ましてから、
水気をしっかり絞ります。
6、初めに作った甘酢と新生姜をビニール袋や容器に入れます。
※ビニール袋を使う場合は、空気をしっかり抜いて口を縛っておくと
良く漬かります。
7、2時間くらい放置したら食べれます。
1~2日くらい放置すると味が馴染み、更に美味しくなるので、
しっかり味が染みたものが食べたい場合は、1晩置くことをオススメします。
まとめ
スーパーに並ぶ時期が夏なので、新生姜の旬の時期を勘違いしている人が
多いと思いますが、実は11月が旬の時期です。
ですが売られているのは夏なので、新生姜を食べたいという人は、
ぜひ夏に買ってみてくださいね。
甘酢漬けは美味しいので、効果など関係なく食べている人も多いと思いますが、
甘酢漬けにはさまざまな効果が期待できるので、これからも美味しく食べて
いきたいですね。
毎年夏バテになりやすいという人は、夏前から甘酢漬けを食べて今年は
夏バテにならないように、夏に向けて体作りをしてみてはいかがでしょうか?
甘酢漬けは新生姜があれば、誰でも失敗せず簡単に作れるので、
気になるという人はぜひ自分で作って食べてみてくださいね^^