引っ越しをする際に冷蔵庫の取り扱いに十分に注意しないと
面倒なことになってしまう可能性があるんです。
事前に知っておきしっかり準備したいですね。
まず引っ越しをするとなると冷蔵庫の電源を切らないと
運ぶことが出来ませんが、「どのタイミングで電源を切ればいいの?」
と悩んでしまう人も多いはずです!
そんな悩みを解決するために、冷蔵庫の電源を切るタイミングや
入れるタイミングなどについてまとめました。
これから引っ越しをするという人はぜひチェックしてみてください。
引っ越しの際に冷蔵庫の電源を切るタイミング
引っ越しの当日面倒なことにならないためにも
冷蔵庫の電源を切るタイミングが重要になります。
結論から言うと、引っ越しをする時間の8時間前には
冷蔵庫の電源を切っておきましょう。
どうして早い時間から電源を切っておく必要があるのかと言うと、
冷蔵庫を運ぶ時の水漏れを防ぐためです。
冷蔵庫は冷却部分に霜がついているので、早めに電源を切って
霜を取っておくと、冷蔵庫を運び出す前に業者さんが
しっかり水抜きをしてから運んでくれるので、水漏れが防止できます。
逆に運び出す直前に電源を切って霜がついたままだと、
配送している間に霜が溶け出し、他の荷物が濡れたりすることがあります。
冷蔵庫の故障の原因になる可能性があるので、
事前に電源を切っておきこれらを防ぎましょう。
ですが、現在は自動霜取り機能が付いている冷蔵庫も増えているので、
そういった冷蔵庫を使っているのであれば、引っ越しの直前でも大丈夫です。
安心して引っ越しが完了出来るように、自分が使っている冷蔵庫に
自動霜取り機能が付いているか確認しておくといいでしょう。
引っ越し後は冷蔵庫の電源はいつ入れる?
電源を切るタイミングの次には、引っ越しした後に冷蔵庫の電源を入れる
タイミングについて気になりますよね。
結論から先に言うと、冷蔵庫の電源を入れるタイミングは、
冷蔵庫を設置してから1時間後が目安とされています。
どうしてすぐに入れない方がいいのかと言うと、冷蔵庫は冷却するために
液体が封入されていて、その液体は普段は冷蔵庫の下の部分にありますが、
運搬中の振動などで上に上がってしまっている可能性があります。
設置してからすぐに電源を入れてしまうと故障の原因になる可能性があるので、
設置してから液体が安定するまで約1時間待ってから
電源を入れるように注意しましょう。
新しい冷蔵庫の場合は、保護装置などがついている物があるので、
そういった冷蔵庫であればすぐに電源を入れても問題ないでしょう。
こちらも自分の使っている冷蔵庫についているかをチェックしておきましょう。
また装置がついていたとしても心配なのであれば、少し待ってから
電源を入れるようにすれば安心して電源を入れることが出来ます。
冷蔵庫の運搬には十分に注意しよう!
引っ越し業者にしっかり頼んで引っ越す人は、プロの業者さんが
運搬をしてくれるので問題なく安心して引っ越しを任せることが出来ると思います。
ですが引っ越し業者などに頼まずに自分達で引っ越しを済ませるという場合は、
冷蔵庫の運搬には十分に注意してほしいと思います。
自分達で引っ越し作業をしようと思おうと、冷蔵庫が倒れないように
あらかじめ横にして運ぼうと考える人がいるかもしれませんが、
冷蔵庫を横にして運んでしまうと圧縮機など冷蔵庫の故障の原因に繋がるので、
絶対にやめてください。
運んでいる間に故障して使えなくなってしまっては大変ですし
買い直すとなるとかなりの金額が必要になってしまうので、
冷蔵庫を運ぶ際は絶対に立てて運ぶように注意してください。
冷蔵庫を運ぶ前までにしておくこととは?
引っ越しで冷蔵庫を運ぶとなると、中身が入ったままでは運ぶことが出来ません。
また冷蔵庫を運ぶ前までにやっておかなくてはいけないこともいくつかあるので、
事前に何をしておく必要があるのかも紹介しておきます。
・冷蔵庫の中身を取り出す
・冷蔵庫の掃除をする
・霜取りをする
・水抜きをする
冷蔵庫の中身を取り出す
冷蔵庫の中身が入っている状態では運ぶことが出来ませんし、
食材も無駄にしてしまうので、冷蔵庫の中身は全て取り出しておきましょう。
取り出した食材は、保冷剤などと一緒にクーラーボックスや
発泡スチロールなどに入れて運びましょう。
傷みやすい物は前日までに食べるようにしておくと無駄にせずに済みます。
冷蔵庫の掃除をする
冷蔵庫から中身を全て取り出すと、今までは気づかなかった所が
汚れていることが多いので、運ぶ前にキレイにしておくと、
引っ越し後にすぐに食材を入れることが出来ます。
また運ぶ時に冷蔵庫の外面が汚いと汚れてしまうので、
これを機に外面なども掃除しておくと余計な汚れを新しい家に
持ち込まずに済みます。
霜取りをする
近年では、霜取り機能がついている冷蔵庫が多いので、
その機能がある冷蔵庫は霜取りをする必要はありませんが、
無い物は事前に電源を切って霜取りを済ませておきましょう。
霜を溶かしてからじゃないとしっかり水抜きすることが出来ず、
運んでいる最中に水が出て故障や他の荷物が濡れる原因になってしまうので、
自分が使っている冷蔵庫がどのタイプなのか確認しておくことが大切です。
水抜きをする
冷蔵庫は使用している最中は、蒸発皿と言う所に水が溜まっています。
水が溜まったままだと運び出す時に床がびしょ濡れになって
後片付けが大変になってしまうので、運び出す前にしっかり水抜きを
してから運ぶことが大切です。
取り扱い説明書を見れば水抜き方法が書かれていると思うので、
それに従って水抜きをしておきましょう。
業者に頼んだ場合は、業者の人がしてくれることがあるので、
事前に確認しておくと引っ越しがスムーズに進みます。
まとめ
引っ越しで冷蔵庫を運び出す時には、いくつか注意することがあります。
最新の冷蔵庫であれば、便利な機能が付いているので手間をかけずに
運び出すことが出来ると思いますが、そうでないものは
事前に準備をしていかないと故障をしてしまう可能性があります。
自分の冷蔵庫はどのタイプの物なのかを知っておき、
それに合った方法で準備を済ませておきましょう。
引っ越し時に冷蔵庫が壊れてしまったなんてなったら大変なので、
そうならないためにもこれらを参考にしてみてくださいね。