就職活動が終わり晴れて新社会人になった皆さん、
会社では見るもの聞くものすべてが新しいことばかりで大変なことも多いと思います。
配属先などでまず行われるのが新入社員の自己紹介です。
大学時代とは違い周りは様々な年代の上司や先輩がいて、
緊張するし気が重いと思っている人も多いかもしれません。
ですが自己紹介って言わなければならないことのポイントを押さえておけば、
そんなに難しくないんです。
今回は実際の例文をあげながら、好印象間違いなしの自己紹介をご紹介します!
自己紹介の例文を紹介!自分に置き換えて文章をまとめよう!
会社での自己紹介に3分の時間が与えられたとします。
この3分という時間ですが、皆さんは長いと感じますか?短いと感じますか?
私は長いと感じます。
名前と出身大学を言うだけでは1分も持ちません。
後の2分がとんでもなく長くつらい時間になってしまいます。
そんなことを防ぐためにも、いくつかのポイントを挙げたうえで、
実際の例文をご紹介します。
・挨拶をする。
・出身大学と学部、そしてどのようなことを勉強していたかを簡単に説明する。
・これからの抱負を言う。
これらのポイントを踏まえて、文例を挙げてみます。
『皆様初めまして。この度○○部○課に配属されました、○○(名前)と申します。
出身大学は○○大学で、○○学部で~~なことを学んできました。
大学で学んだことをこれからの仕事で活かしていきたいです。
また社会人として成長していくためにこれから様々なことに挑戦していき、
幅広い視野を持っていけるようになりたいと思っています。
まだまだ分からないことばかりで、皆様にはご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、
ご指導をよろしくお願いいたします。』
まず外すことができないのが「挨拶」です。
自分は1人ですが、新入社員を迎える先輩たちは
一度にたくさんの人の名前を覚えなければなりません。
そのため自分がなんという名前でどこの所属なのかということは、
何よりも大切な情報なので必ず最初に伝えます。
次に今まで自分がどのような所属にいて、
どのようなことを学んできたのかを簡潔に説明します。
この「簡潔に」ということが意外に大切で、自分がこれまで研究してきたことを
熱く語ってしまいたくなりますが、先輩たちにとっては馴染みのない分野なことが多く、
場がしらけてしまうこともあります。
理系の学生は比較的研究内容が就職先の仕事に直結することも多いですが、
文系の学生は特に気を付けてください。
もし勉強してきたことと仕事内容が全く関係ないようなときは、
学生時代に所属していたサークルやアルバイトでの経験談を入れてもいいと思いますよ。
そしてこれからの抱負を伝えます。
新社会人の皆さんは自分のことを一人前の大人だと感じているかもしれませんが、
皆さんを迎える先輩たちから見ればまだ半人前にもなっていないひよっこです。
ですからこれからさらに挑戦して学んでいきたいという意欲を伝えましょう。
このようにみていくと、自己紹介は「現在」→「過去」→「未来」という時間軸で
組み立てていくことができます。
これを基本にしていくと、言い忘れもなくわかりやすい自己紹介をすることができます。
自己紹介で好印象を与える話し方のコツ
大勢の人の前での自己紹介は緊張してしまい、
好印象を与える方法まで頭が回らないかと思いますが、
特に奇をてらったこと言ったり難しいことを言う必要はありません。
当たり前かもしれませんが「明るく元気よく」が一番大切です。
先輩たちは会社に就職するための面接官ではなく、
これから一緒に仕事をしていく人たちです。
自分が一緒に働くなら小さな声でぼそぼそしゃべる人より、
明るくはきはきと話す人の方がいいですよね。
どうしても緊張してしまうなら、自己紹介をする前に
「実は今大変緊張しています。」と一言いうのをおススメします。
そうすると周りを心配させずに済みますし、自分も少し肩の力を抜くことができます。
また挨拶をするときはカンペを使わず、できる限り自分の言葉で伝えるようにしましょう。
事前に暗記しておくのが一番ですが、もし突然の自己紹介でも
先ほどご紹介した「現在」→「過去」→「未来」の流れだけ覚えておけば、
とっさのときでも、慌てずにいられます。
自己紹介の場面が社内ではなく歓迎会などの飲み会の場ときは、
もう少しくだけた感じでも大丈夫です。
例えば自分の趣味や出身地について話すと、
その後先輩と話すときに話のネタになったりすることがあります。
まとめ
自己紹介って緊張しますよね。
実は私も大の苦手で、それがあると聞いただけでずいぶん気が重くなっていました。
でも自分が新入社員を迎える側になってみると、
そこまで新入社員が話していることを覚えてはいません。
ですから新入社員の皆さんは気負うことなく、「入社して嬉しい」
ということを明るく伝えてください。
最初の印象は案外ずっとその人のイメージとして残るものです。
いよいよ始まる新生活、応援しています!